カンボジア

カンボジアの高等教育事情、王立プノンペン大学

「語学に強い」王立プノンペン大学を訪ねる

Studying under treeプノンペン大学は、王立大学だけあって外観は立派で綺麗。蹴鞠を楽しむ学生や勉強会を開催している学生でごった返しているが、やはり勉強している学生が目立つ。

カンボジアにはいくつかの総合大学があって、各大学はそれぞれ特色を持っている。プノンペン大学はとりわけ語学に強い大学だ。社会科学系の学部に加え、日本語学科、英語学科、中国語学科などの語学系もある。

日本語学科を卒業し、プノンペン大学に併設されている日本語学校で教師をしている男性と会って話をすることができた。興味深い話を聞くことができたので、ここで紹介したい。

 

カンボジアの教育制度―カンボジア人にとって大学の授業料は高い

カンボジアの教育課程は、日本と等しく初等教育6年、中等教育3年、高等教育3年である。しかし、カンボジアでは小学校に入学できても、卒業できずに仕事をせざるを得ない子供たちが多い。高校進学率はおよそ10%ほど。大学進学率に関しては正確ではないものの7~8%ほどであると聞いた。特に、女子学生の大学進学率は5%未満と、あまりに低いという。

他国への留学に至っては、海外へ行くという習慣が無い国なので渡航には親戚一族が訪れるほど一大事件であるという。

カンボジアの大学はセメスター制(二期制)を採用しており、カンボジア大学の授業料は1学期でUS$160、年間US$320ほどである。プノンペン大学では年間US$480である。安いと感じるかもしれないが、これでも現地の学生にとっては大金であって、良い成績を収めて奨学金を得ようとする学生は多い(奨学金の返済義務はない)。

逆に、お金さえ払えれば入学試験がない大学もあるという。学費の安さからカンボジアで学ぶ留学生も最近では増えており、英語のみの授業を聴講したり、クメール語を学ぶ学生もいるようだ。

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