カンボジア, 日本

高松市のNGOセカンドハンドとカンボジアの出会い

カンボジアレポート 1-セカンドハンド(NGO)との出会い

2006年4月2日 Takamatsu (JAPAN)

写真: プノンペン。3月26日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)
写真: プノンペン。3月26日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)

「あれ?みんな信号を守ってる。」
「あれ?夜なのに人が少ない。」
見るもの全てに違和感を覚えた。ノーヘルのバイク、4人乗りの原付 はもう見ることはできない。路上でサッカーをする青年もいない。2年間住み慣れたはずの高松の街並みも今だけはどこか居心地が悪い。すれ違う人々は派手な 洋服で身を飾り、人通りの少ない商店街は夜も明るい。休日の夜を楽しむ人々でスターバックスは今日も満席だ。
風のせいだろうか、懐かしんでいるせいだろうか、涙が流れそうだ。ゴミだらけの中心街、上半身裸の大人たち、やせた子供たち、全てがここにはない。
「ああ、帰ってきたんだ。」ふと我に返った。
普段は通り過ぎるセカンドハンド(NGO)のショップ前。僕は店仕舞いのおばちゃんに声を掛け、手伝った。どうしてそうしたのか自分でもわからない。数時間前までいた場所 と、このこじんまりとしたお店が繋がってるということを実感したからだろうか。「たった1時間お店番をすることが、あの国へ繋がっている。」そう感じたの かもしれない。
2週間ぶりの家路に着いた。息を止めてシャワーへ入る。ふと気付いた。
「あぁ、今日は口に入ってもよいのか。」

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