国際

THE POVERTIST 2019年10月1日号

Photograph: Masumi Okamoto

CURRENT EDITION


01 バングラデシュ食業界の今とこれから
Column / Bangladesh / Masumi Okamoto / 記事リンク
外貨収入はユニクロやH&Mをはじめとする縫製業、海外の労働者による送金が9割近くを占め、一層の経済成長を実現するための産業の多角化・競争性の向上が求められている。そんな中、変革に向けた救世主として、今注目を集めるのが食品加工を中心としたアグリ・フード業界だ。密かに、けれども確かに成長を遂げるバングラデシュの食品産業についてレポートする。


02 中央アジア・フェルガナ盆地における現状と課題-キルギスの視点を中心に
Story / Central Asia / Naoki Nihei / 記事リンク
現在のフェルガナ盆地地域における現状と課題を整理し、主にキルギス南部におけるセキュリティー上の課題をレビューし、対応策について検討する。


03 エリトリアの若者と雇用
Column / Eritrea / Naoko Koizumi / 記事リンク
「アフリカの若年雇用」と括られるものの中にある多様な仕事の世界の実態を知る第一歩として、著者が聞き取りを実施。


04 政府支出は所得貧困を改善するか?
Drip / World / Ippei Tsuruga / 記事リンク
政府支出を拡大すれば所得貧困が改善するという明確な根拠はない。


05 どのセクターの成長が貧困削減を牽引するか?
Drip / World / Ippei Tsuruga / 記事リンク
工業・サービス産業よりも、農業の生産性向上が貧困削減を牽引する。


06 労働形態の変化に社会保障はどう対応すべきか?
Drip / World / Ippei Tsuruga / 記事リンク
新しい労働形態へ法的・事務的な適応が必要。


07 仕事の未来に社会保障を適用させる方策とは?
Drip / World / Ippei Tsuruga / 記事リンク
社会保険・社会福祉の両輪をうまく組み合わせることが重要。


Photograph: Ippei Tsuruga

PREVIOUS EDITION


08 観光開発分野で国際協力に関わる理由
Column / Vietnam / Mami Teraoka / 記事リンク
私はベトナムは発展途上国だから、援助が必要であろうという姿勢で物事に臨んだことは無い。観光業から見た東南アジアの市場は、非常に面白い。私自身が、その現場にいたかったという意志が一番強い。


09 途上国におけるNGOの運営問題とは?
Column / India / Ayano Ito / 記事リンク
インドで在学している大学院のプログラムの一貫として行われる週2回のフィールドワークでの経験について。


10 ナイジェリアの若者と雇用
Column / Nigeria / Naoko Koizumi / 記事リンク
アフリカの若者はどのように仕事を見つけ、どのように職を得るのか。彼らにとって「良い仕事」とはどのようなものか。「良い仕事」を得るために何が重要な要因になると考えられているのか。


11 あなたの論文が読まれない理由
Column / World / Ippei Tsuruga / 記事リンク
私たちは読むことに疲れてしまった。大量の情報処理に追われる実務家には、ドリップコーヒーができるまでの数分しか残されていないのかもしれない。


12 新企画『ペーパードリップ』とは?
Drip / World / The Editorial Board / 記事リンク
「3分で学術論文の要点を読む・読ませる」を実現する新企画。エビデンスを政策の現場へ届けたい研究者と、時間に追われる実務家の橋渡しを目指す。


13 インドネシアの中小企業にとって社会保障は負担か?
Drip / Indonesia / Ippei Tsuruga / 記事リンク
インドネシアの中小企業経営者が従業員に社会保険を適用することは、売上への先行投資となる。


14 経済成長はカンボジアの慢性的貧困を改善したか?
Drip / Cambodia / Ippei Tsuruga / 記事リンク
経済成長によって消費は改善したが、慢性的貧困の根本的な原因の解決には至らなかった。世帯消費のみに基づき貧困削減政策の対象選定を行うと、支援を最も必要とする慢性的貧困世帯を対象外とするリスクがある。


15 The Povertistが『広告部』を開設
Announcement / World / The Editorial Board / 記事リンク
国際協力・開発途上国に関する情報を発信したい団体へThe Povertistのプラットフォームをお貸しし、自由に宣伝して頂くことが目的。


記事の投稿を随時募集しています

THE POVERTIST編集部では、開発途上国の課題や政策を学ぶ大学院生・研究者・実務家の方からの原稿を随時受け付けています。掲載をご希望の方は、毎月15日までにメール(THEPOVERTIST@YAHOO.CO.UK)で原稿をお送りください。なお、編集にかかる一切の費用はお受けしませんが、報酬もお支払いしていません。執筆の参考としてガイドラインを以下に掲載します。ただし、厳格な制約は設けていないので、執筆内容については個別にご相談ください。

新企画『ペーパードリップ』とは?

エビデンスを政策の現場へ届けたい研究者と、時間に追われる実務家の橋渡しを目指す企画です。ご自身のペーパーなど、ぜひ投稿してみてください。

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