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国際機関邦人職員インタビュー:ILO 敦賀一平さん

ーー好きな本、座右の銘はありますか。

あまり本を読まないんです、実は。レポートとか誰かの記事とか文章はたくさん読むんですが、本をあまり読まないですね。漫画は読みます、手塚治虫の漫画とか。あとは、法学部だったので、青木雄二さんの『ナニワ金融道』とか、そういうのは読みます。ただ、本は読まないと駄目だな、と最近思い始めていて、色んな人にどういう本がいいか聞こうとしています。

座右の銘かわかりませんが、昔から「井の中の蛙」の続きを考えるというのが好きですね。僕は田舎出身なので、最初から井の中の蛙なんですけど、世間知らずだからこそ挑戦ができるというか。あまり世の中を知りすぎると、自分がちっぽけに思えて、これはできないんじゃないかと考えがちになる。井の中の蛙でい続ければ、自分が見えてる空しか見えないじゃないですか。空は広いな、と思いながら、自分だけの世界で何か挑戦していくというのが、これまでもそうだったので。誰かを追いかけるというよりは、自分で新しいものを見つけていくというのが、自分に合っているのかな、という感じですね。これまでも、あまりモデルケースになる人というのはいなくて、新しいものを自分で考えて、新しいことに挑戦して、振り返ると恥ずかしいことをしたな、というのはたくさんありますけど。自分で考えながらリスクを取って動くというのができたのは、井の中の蛙であったからできたんだろうな、と思いますね。だからある意味、本を読まなくて正解だったのかもしれないですけど、これからは読んでいきたいと思います。

ーー仕事もこれだけお忙しい中でPovertistやブログの更新まで、並大抵のことではないと思うんですが、こういうことを頑張る原動力は何かありますか。

Povertistは、プラットフォームを作りたい、というのが原動力ですね。僕らの世代より上の人で、自分の言葉で発信している人って、ほとんどいないと思うんですよ。もちろん偉い先生が自分の集大成として本を書く、というのはあると思うんですが、僕らのような平凡な人達が、自由に発信して、その発信したものが受け入れられていくというのが今あると思います。

皆同じ土俵に立っているので、同じ土俵で発信する、新しい世代ですよね。僕らより上の世代は、そんなに発信してこなかったと思うので。今は自由なプラットフォームで、自由に発信できる場があるんだから発信していく。それによって新しいネットワークや見解や展開が生まれたりすると思うんです。そういうチャンスが目の前にあるので、出すことを恐れずに書いていくことで、新しい展開が生まれるのを見てみたい、そこですかね。

いつ書いているんだ?ってよく言われるんですけど。バンコクに移ってからは、移動中に書いていますね。思ったことをスマホでツイッターに全部入れて、家でパソコンの前に座る時間があるときに、自分がツイッターで何を言ってたかなと振り返って、それを繋いで大きな文章にして、自分のブログに載せる。テストケースとさっき言ったんですが、基本的に下書きで自分のブログに載せていることが多くて(笑)、そこで反応が良かったもの、または自分で納得がいく発信になったようなものについては、Povertistの方に、参考文献とかを入れて、しっかりしたものを載せる。3段階ぐらいで、全ての媒体に完成度の順に出している、という感じですね。暇だというのもあるのかもしれないですけど(笑)。

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