バングラデシュ

バングラデシュ

バングラデシュ食業界の今とこれから

Photograph: Masumi Okamoto

GDP成長率は毎年6%を超え、日本の4割の国土に1億6千万人以上が住むバングラデシュ。2015年には世界銀行による分類上「貧困国」から「低所得国」へ、2018年には国連の定める後発開発途上国の卒業基準を達成し、2024年にも正式に中所得国入りを果たす見込みの世界で最も勢いのある国の一つだ。

バングラデシュ

好況と21世紀のおしん

好況と21世紀のおしん

皆さんは「おしん」を覚えているだろうか。1980年代に平均視聴率が50%を超えたNHK朝の連続テレビ小説だ。明治時代の終わりごろ、山形県の貧しい9人家族の小作農家に生まれた娘の物語である。

バングラデシュ

バングラデシュのコメ作り

バングラデシュのコメ作り

3月にバングラデシュを旅行した。日本のNGOシェア・ザ・プラネットの筒井哲朗代表理事に同行して、同NGOが東部のジェナイダー県で展開している節水技術導入による持続型農業事業の視察をするのが主な目的だった。

バングラデシュ

多くの犠牲者を生み出した「ラナ・プラザ」ビル崩壊事故から4年、つくり手と買い手の正しいあり方を考える

Photo: Creative Handicrafts

2013年4月24日にバングラデシュの首都ダッカ近郊でファストファッションの衣料品が多くつくられていた「ラナ・プラザ」ビルが崩壊し、1,100名以上が亡くなった事故。これを機に、世界中がファッションの裏側で生まれる問題を考えるようになり、今年で4年が経ったが、「ラナ・プラザの悲劇」以前にも実は多くの悲劇は生まれていた。