ミャンマーは民政移管後、国際社会の支援を受けて社会保障制度改革を開始した。ここでは、ミャンマーの社会保障制度改革のプロセスを振り返り、政府による取り組みの現状と今後についてまとめてみたい。
東南アジア
マレーシアの社会保障-雇用傷害保険・疾病年金制度(Employment Injury Insurance and Invalidity Pension Scheme)
マレーシアの社会保障システムの一部、労災保険制度を紹介します。雇用傷害保険・疾病年金制度は1969年の被用者社会保障法 (Employees Social Security Act 1969)によって始まった制度。
インドネシアが社会保障給付でイーウォレットを導入
インドネシア政府は既存の社会保障・補助金の給付方法を改善しようとしている。今回発表されたのは、E-Warungと呼ばれるイーウォレット(E-Wallet)で、ATMカードのようなもの。
ベトナムの社会保険の課題、社会保障財源の安定確保
ベトナムの社会保険(Social Insurance)財源に警鐘が鳴らされている。その理由は民間企業の社会保険料の支払いが未払いとなっているためだ。
ミャンマー議会がJICA円借款を承認、水力発電所改修計画
ミャンマー議会が国際協力機構(JICA)による円借款107.87億円の借り入れを承認した。これはミャンマーの地元紙ELEVENが伝えたもので、水力発電所改修計画に活用される。
フィリピン産休制度改革、100日間へ改善
産休制度改革が議論されていたフィリピンで、産前産後休暇を100日間へ延長する法案が上院議会で可決され、下院での審議が始まった。
JICAがカンボジアの物流支援を継続
日本国際協力機構(JICA)は、運輸コストの削減と、物流インフラの強化のため、政府とのパートナーシップを引き続き支援する。クメールタイムズ紙が報じた。
JICAがカンボジアの都市鉄道建設に向け調査開始
国際協力機構(JICA)は、首都の交通混雑を減らすための基本計画を策定することを目的として、プノンペンで都市鉄道を建設するための実現可能性を探る調査を実施すると発表した。クメールタイムズ紙が報じている。
カンボジア・コーヒーの話
カンボジアの名産品はと聞かれて何を思い出すだろうか。恐らくカンボジアに訪れたことのある人ならば、シルクや胡椒を思い出すだろう。
カンボジアの農村で貧困の負の連鎖が始まっている
高度経済成長の真っ只中にあるカンボジア。都市部で進む急成長と貧困削減の影に、農村部のコメ農家は完全に隠れてしまっている。経済成長の影が日に日に伸び、農村部の貧困層に光が当たらなくなっているのではないか。そんな気がしてならない。