国際

タイ

エイズ寺の光景に衝撃

Photograph: Ippei Tsuruga

5月初旬、タイの首都バンコクから車で北へ2時間ほどの所にあるロップリー県の、プラバートナンプ寺を再訪した。「エイズ寺」の異名で知られるこのお寺は、身寄りや引き取り手のないエイズ患者を無料で受け入れている。

バングラデシュ

好況と21世紀のおしん

好況と21世紀のおしん

皆さんは「おしん」を覚えているだろうか。1980年代に平均視聴率が50%を超えたNHK朝の連続テレビ小説だ。明治時代の終わりごろ、山形県の貧しい9人家族の小作農家に生まれた娘の物語である。

国際

THE POVERTIST 2019年6月1日号

THE POVERTIST 2019年6月1日号

伝統的に開発援助を行ってきた西側諸国と日本。OECDに設置された開発援助委員会(DAC)が監視機能を果たすことで、譲許性を担保した秩序ある開発援助が展開されてきた。21世紀の開発援助においては、伝統的な開発援助国はもはや主役ではなく、民間資金やDACの監視下に無い新興ドナーの影響力が高まってくると考えられる。

ヨーロッパ・中央アジア

外的世界と絡み合う中央アジア

Photograph: Ninara

4月末に、中国がホストした現代版シルクロード構想といえる「一帯一路(Belt and Road Initiative: BRI)」に関する国際会議には、中央アジアの多くの首脳が参加しました。第二回目となる会議では、中国は、これまで通りまたはそれ以上に、中央アジアそしてユーラシア大陸、外縁の国々に対する影響力を保持していることを見せつけました。BRIにおいては、中央アジアの巨大な鉄道インフラ開発プロジェクトが注目されています。

ベトナム

ベトナムのSDGs達成へ向けた取り組みと進捗

Photograph: Kuniharu Yamada

「宇宙船地球号」 ― 地球の限りある資源の下、我々はどのような行動をとっていくべきか。地球が一体となって取り組むべき国際目標SDGsのベトナムにおける状況を、JICA青年海外協力隊としてベトナムの農村開発支援NGO「VIRI」で活動中の山田邦永が紹介する。

国際

THE POVERTIST 2019年5月1日号

THE POVERTIST 2019年5月1日号

世界の株式市場に身を置くと、世界経済の雰囲気を当事者として感じることができる。昨年12月、景気後退を今か今かと待つ市場に、株価急落の波が一気に押し寄せた。それにもかかわらず、急落した株価は右肩上がりに再び当時の水準を取り戻した。

ヨーロッパ・中央アジア

中央アジアを巡る政治、経済、文化

中央アジアを巡る政治、経済、文化

キルギスでは内政は安定しつつも、政局では前体制と現体制の間での摩擦が続いており、また第三勢力による動きが水面下で続いています。4月は韓国大統領による中央アジア諸国歴訪がありました。今月号では、自身が最近訪問したタジキスタンの現地の状況について紹介し、シルクロード文化遺産と日本との関係を紹介します。