国際

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開発キャリアという旅路の哲学

あなたの「専門」は何か。そう問われた時、一言でまとめられることが一流の証である。そうしばしば語られることがある。そしてそれがある種、専門家としての美学であると信じられている。それは単に、ある分野を極めたからこそ、容易な言語をもって説明できるということなのだろう。

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自分探しの旅とキャリア

自分探しの旅とキャリア

自分探しの旅。あまり好きな言葉ではありません。やりたいことは見えていて、ただ、そこへ歩みを進めるべきか否か。そこをはっきりさせたかったための旅でした。実際に僕の旅は「自分探しの旅」ではなかったと信じています。強いて言うなれば「自分との話し合い」が一つの大きなテーマだったのではないでしょうか。

タイ 中国

中国国際航空でバンコクから北京へ

中国国際航空でバンコクから北京へ

旅の終わりには必ず何かが起こる。タイ国際空港で北京行きのキャンセル待ちを12時までしていて、最終的に乗ることができた。午前11時ごろから待っていたため、かれこれ半日以上空港にいたことになる。さすがに疲れた。ただ、北京から大阪行きの乗り継ぎ便の手配が実はできていない。

カンボジア タイ

開発とは何か、カンボジアにて考える-先進国のバックパッカーは何を思う?

A market in Battambang

開発とは何か。この旅を通して考えてきた壮大なテーマ。先進国がこぞって途上国と呼ばれる国々を「開発」の名の下に変えていっている。お金を出して援助し、その国の最低限の生活水準を引き上げることはとても良いこと。だけど、たいていの場合、少なくとも僕が知っている限りにおいて、先進国の行う開発は物質的に 豊かな社会、便利な社会を作る方向に向かっているように感じる。

カンボジア

バスでプノンペンからバッタンバンの孤児院へ

バスでプノンペンからバッタンバンの孤児院へ

首都プノンペンから北西へバスで5~6時間走り、バッタンバン州に入った。プノンペンを出てから国道をひたすら真っ直ぐ走ってきた。何もない大穀倉地帯が目の 前に広がった。カンボジアの米どころだ。同時にこの地域はプノンペンに次ぐ大都市でもある。しかし、そこに都会の喧騒はなく、古き良き人々の暮らしらしき ものがあるような気がした。

カンボジア

パイリンと地雷とポルポト

パイリンと地雷とポルポト

昨日のトゥクトゥク運転手の話。「昔はバイクタクシーのドライバーだったけど、バイクを盗まれちゃったんだよ。だから雇われドライバーになって車を運転してたんだ。日本車だったよ。その時に働きながら語学学校へ通って英語勉強したんだ。大変だったけどね。そして働いてお金も貯まって、このトゥクトゥクを買った。1,000ドルだった。」

カンボジア

プノンペンの巨大ビジネス街と郊外のスラム-学校を取材

プノンペンの巨大ビジネス街と郊外のスラム-学校を取材

早朝5時30分にもかかわらず、街は既に走り始めていた。プノンペンは巨大ビジネス街になりつつあるけれど、それと同時に観光産業も盛んだ。そのため、人気ゲストハウスはそれぞれ独自のツアーを組み、観光客の日程に早朝から合わせるのである。案の定、行きつけのCapitolゲストハウスの食堂は満席。