カンボジア

カンボジアの歩き方-歩かないカンボジア人とバイクタクシー

Our bus crashing in Phnom Penh
Our bus crashing in Phnom Penh

カンボジア人にカンボジア人と見間違われることが多くなった。どこかの店に入って最初にかけられる言葉はカンボジア語だったりする。「キョトン」とすると店員は「しまった」という顔で英語で話しかけてくる。そんなことがずいぶん多くなった。
ここに住んでもうすぐ6ヶ月となり、身なりもカンボジア人らしくなってきたということだろうか。そういわれてみれば、そうかもしれない。散髪は地元民が行く野外散髪屋で75円。サンダルも地元の市場で買った180円のものを愛用している。それに加えて近頃は多少のカンボジア語も話すようになった。道理でカンボジア人に見間違われるわけだ。
しかし、やはり100人いれば50人くらいからは外国人と正しく(?)判断されるようだ。なぜだろうか。実は心当たりがある。どうしても越えられない壁というものがそこにはあったりする。
それは「歩き方」。まさにこれに尽きる。
どんなにカンボジア人と同じ暮らしをしていても歩き方まではまねできない。ふざけているように聞こえて、実はこの「歩き方」というのは潜在的に「地元民か外国人か」を見分けるためにとても重要な役割を果たしているのかもしれない。
たとえば、文字通り、歩行の仕方を考えてみる。カンボジア人はゆったりと時には蟹股で、そしてサンダルのかかとを引きずって歩く人が多い。これをまねするのは簡単なようで難しい。そのリズムとスピード、全てが独特であって、そこで育ったものにしかなしえない業なのかもしれない。
また、歩行する場所・時間を考えてみる。カンボジアで日中に歩いている人を見かけると、十中八九外国人と考えてよい。炎天下で歩くカンボジア人は皆無に等しく、100メートル先へ移動するにもバイクタクシーを拾うのが習慣となっている。
「歩き方」はやはり越えられない最後の壁なのだろうか。

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