アジア・大洋州

パキスタン

新興国の一大産業、戦略の舵は誰がとるべきか(前編)

商業繊維省と製造組合による半官半民の職業訓練校にて実施されているファッションデザイン授業の様子。より業界ニーズに合った技能・技術人材を輩出できるよう、2016年からJICAが技術協力を実施している。©AYA FUJITA

パキスタンの繊維・アパレル産業を事例として、産業開発において求められる民間と政府の役割、産業振興・産業人材育成の戦略的政策づくりを考察する。パキスタンの成長を握る繊維・アパレル産業。民間主導か政府主導か。戦略的な政策づくりで連携プレーを発揮できるか。

インドネシア

雇用保険制度の導入を議論するインドネシア

Photograph: Ippei Tsuruga

インドネシアで雇用保険制度の導入が議論されている。現在の社会保険制度は、労災補償、死亡保障、年金保障、老齢保障の4本立てとなっており、労働社会保障機関(BPJS Employment)が実施を担っている。ここに5本目の柱として雇用保険制度を新たに導入するための議論が展開されている。

東南アジア

深刻化する「格差」問題

Photograph: Ippei Tsuruga

国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)がアジア太平洋地域における持続可能な世界共通目標(SDGs)の2030年達成に向けた進捗状況を発表した。その中で気になったことが一つある。それは東南アジアにおける格差問題の悪化である。

パキスタン

パキスタンの産業人材育成の現場から

Photograph: Aya Fujita

「産業開発」、「民間セクター開発」と聞いて、どのような開発支援が頭に浮かぶだろうか。この分野は、途上国への開発協力の中でも保健医療や教育といった分野に比べて馴染みの薄い分野のように思われる。

ベトナム

ベトナムの社会保障・社会保険改革のポイント

ベトナムの社会保障・社会保険改革のポイント

2018年5月、第12回ベトナム共産党中央委員会(CPVCC)が開催された。主な議題は社会保険改革に関するマスタープラン(Master Plan on Social Insurance Reform: MPSIR)で、第28号決議案が採択された。同決議は社会保障カバレッジを段階的に拡大し、すべての国民が社会保障の恩恵をあずかることを目指している。

バングラデシュ

多くの犠牲者を生み出した「ラナ・プラザ」ビル崩壊事故から4年、つくり手と買い手の正しいあり方を考える

Photo: Creative Handicrafts

2013年4月24日にバングラデシュの首都ダッカ近郊でファストファッションの衣料品が多くつくられていた「ラナ・プラザ」ビルが崩壊し、1,100名以上が亡くなった事故。これを機に、世界中がファッションの裏側で生まれる問題を考えるようになり、今年で4年が経ったが、「ラナ・プラザの悲劇」以前にも実は多くの悲劇は生まれていた。