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専門性の高い難しい話を上手く伝える10個のコツ

Photograph: Development Horizons
Photograph: Development Horizons

最近、国際食糧政策研究所(IFPRI)の同僚に聞かれてハッとしたことがある。専門性の高い分野の説明を、専門家ではない人へ説明するにはどうすべきか。何か良い参考書はあるか。ふと思いを巡らせると、そうした参考書に心当たりが無いことに驚く。栄養の専門でない人々と栄養の問題について話すことは難しい。専門用語と技術的な話が極めて多いからだ。しかし、言い訳もしていられない。以下が、私が考える10個のコツだ。

1. 複雑なアイデアを自分自身よく理解すること。自分で語っていることの意味を本当に理解しているか。

2. 最も重要なポイントを中心に語ること。二番目に重要なことを語ることで一番伝えたいことが薄れないように。

3. 平易な言葉を使うこと。

4. あまり詳細に伝えすぎないこと。

5. 常に「それで?」と自問すること。自分が説明していることが本当に意味のあるものか。

6. 利き手がどういう人々かよく理解すること。

7. 木だけでなく森を見よ。自分の研究がより大きな議論の中のどこに位置し、どのように役立つのか考えること。

8. 友人や家族で練習すること。

9. パワーポイントを使うなら、文字サイズ32pt以下は使うな。言葉は短く。1分間に2枚以上スライドをめくるな。

10. コミュニケーション力を磨け。練習は嘘をつかない。

 

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