ジブチ, 日本

ジブチ-栄養改善へ向けセーフティ・ネット構築へ

photo credit: World Bank
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アフリカの小国ジブチが革新的な取り組みで注目を集めている。キャッシュ・フォー・ワーク(CfW:Cash-for-work)と呼ばれる云わば雇用創出・現金報酬プログラムを栄養改善に役立てようという試みだ。

これまでCfW自体は、社会保護(Social Protection)やソーシャル・セーフティ・ネットの一部として、災害時の緊急援助などに有効活用されてきた。しかし、栄養の改善を大目標にこれらが実施されることは珍しい。

プログラムの対象世帯は二段階で選定される。まず、貧困率の高い地域が選ばれる(ジオグラフィカル・ターゲティング)。そして、その地域に居住する家庭の内、妊婦や2歳未満の子供を抱える家庭にプログラム参加の権利が与えられる。受益世帯は50日間を上限に軽作業に従事し、日給を手にすることができる。さらに、女性向けに栄養改善指導など、様々な健康に関する助言を行うプログラムも用意されており、貧困地域の世帯向けに総合的なアプローチを行う構成となっている。

10月28日、世界銀行はこのプログラムのスケールアップへ向け、860万ドルの支援を約束。日本社会開発基金(Japan Social Development Fund:JSDF)から360万ドル。国際開発協会(IDA)から500万ドルを拠出する。

参考
World Bank. Developing a nutrition-based social safety net program in Djibouti
World Bank. Innovative Nutrition Program in Djibouti Receives an Additional US$5 Million Credit
Stefanie Brodmann. Djibouti: What Happens When Women Control the Income?
Homa-Zahra Fotouhi. Djibouti Invests in the First 1,000 Days

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