カンボジア

プノンペン(東洋のパリ)

写真: プノンペン。3月26日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)
写真: プノンペン。3月26日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)

概要
プノンペンはカンボジアの首都であり、行政、文化、経済の中心地。メコン川とサップ川の合流点に位置する。その昔、「東洋のパリ」と称されたこともあり、現在でもフランス植民地時代の建物が残る。「プノンペン」という名はクメール語で「ペン夫人の丘」という意味があり、信心深かった彼女の伝説も語り継がれている。

産業

カンボジアの過去10年の経済成長率平均は7%以上。これを達成する原動力となったのが、プノンペンにおける観光と縫製産業だった。こうした産業の活発化によって、都市部への労働人口、移民が急増したため、生活インフラの整備が急がれる。とりわけ、昨今の著しい経済成長はプノンペンの道路事情によくあらわれており、ここ数年で自動車の台数が急増したように思える。それまでオートバイばかり走っていた道路に、幅広の自動車が参入したことにより、ラッシュアワーにはひどい渋滞に巻き込まれることが今では日常の光景である。

経済と貧困

全人口の30%が未だに貧困層として一途けられる中、プノンペンの貧困率は1%に満たない。かつて交易の街として栄えたプノンペンも、当時の活気を取り戻しつつあるのか、昨日なかった店が今日はあるなんてことが日常的に起こる。それほど経済も活発で、毎日新しい店や建物が出来上がっている。こうした恩恵を受けようと、農村部の貧困層もプノンペンへ大量に流入しており、国全体の貧困率を押し下げる役割も担っている。

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