ルワンダ

援助協調は日本式オフィスで

Photograph: Ryutaro Murotani/JICA
Photograph: Ryutaro Murotani/JICA

ミリウェイ(こんにちは)!JICAルワンダ事務所で「援助協調」を担当している室谷です。

ルワンダでは、たくさんの援助機関(ドナー)の活動が重複せずに調整されるよう、分野毎に政府とドナーの代表者が決められており、お互いの協力を有効に生かせるよう、盛んに情報交換が行われます。

2014年から日本/JICAは水・衛生分野でドナーの代表を務めています。ルワンダ政府側の責任者はインフラ省。この2年間、私達はインフラ省に水・衛生への取組みを強化するため、水・衛生分野担当スタッフの体制を強化するよう訴えてきました。インフラ省がこの国の水・衛生分野の改善を主導するには必要と考えていたからです。

ようやく増員されたスタッフ、しかし、ひとつの問題が。

それは、担当者がそれぞれバラバラの部屋で仕事をしているということです。

キガリ市内のオフィス・スペースが少ないからか、組織再編や人事異動が多いからか、ルワンダ政府では、同じ部署のスタッフがバラバラの部屋やフロアで働いているのは珍しくありません。新しく加わったスタッフは、たまたまその時に空いている部屋の空いている机を与えられるのは良くあることのようです。

そこで、ある日のインフラ省高官との打合せでは、スタッフの部屋を一緒に出来ないか、と話しました。

すると、「首相府から新しい座席配置の指示があった。そのためにインフラ省はオフィスを改修した。特例は認めない。」

「首相府の指示」の意味が分からなかったのですが、よくよく聞けば、今までは欧米式の個室が主流だったオフィスを、コミュニケーションを良くするために大部屋式に変更する、ということだそうです。水・衛生のスタッフはみな同じ大部屋に移ったそうです。

日本のオフィスは昔から大部屋なのだと伝えると、「それこそ、私達が目指すモダンなオフィスだ!情報共有が進むんだ!」と大変に共感いただきました。

実際に、彼らの新しいオフィスを見せてもらい、その一角を撮影したのが、写真の様子です。この大部屋は全体では25人くらい入りそうな大きなスペースで、確かに風通しが良さそうです。

首相府の指示は、全ての政府機関に適用されるので、地方政府まで含めて、全ての政府機関のオフィスが大部屋式に変更されるそうです。(ちなみに、インフラ省が、政府庁舎という「インフラ」の整備も担当しています。)

大部屋化で情報共有が進むオフィスで、政府とドナーの情報共有も進めばと思います。

 

JICAルワンダ事務所Facebookページより転載

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