スーダン

スーダンで安全な水供給、公衆衛生の向上を支援、JICA

Photograph: UNICEF Ethiopia
Photograph: UNICEF Ethiopia

国際協力機構(JICA)は、10月11日、スーダン共和国政府との間で「コスティ市浄水場施設改善計画」を対象として31億5,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、スーダン南部白ナイル州コスティ市において、同市の浄水能力を向上するため、取水施設や浄水場等の建設を行うものです。

コスティ市はスーダンと南スーダンを結ぶ河川港を有し、またスーダン国内で唯一外海と接する紅海州とダルフール地方を結ぶ物流の要所となっています。加えて、コスティ市は白ナイル州最大の人口約21万人(2008年)を擁していますが、2024年には約38万人になると推計されています。これは近年、同市周辺に南スーダンやダルフール地方からの避難民が流入しているためです。しかしながら、1942年に建設されたコスティ市の浄水場は老朽化が著しく、現在の平均浄水量は10,000~15,000m3/日、同市の給水率は4割程度にとどまっており、人口増加に伴う給水需要に対応できておらず、浄水場の機能向上が喫緊の課題となっています。

本事業により、コスティ市の浄水能力を向上させることで、同市のより多くの住民に対して安全な水が安定的に供給されるとともに、公衆衛生の向上や生活環境の改善が期待されます。JICAは、本事業に加え、給水施設の維持管理を担う人材の育成に関する技術協力を実施してきています。今後もハード・ソフトの両面からスーダンの給水インフラ改善に取り組んでいきます。


配信元:国際協力機構(JICA)

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