国際

世界飢餓指数 2014

国際食糧政策研究所(IFPRI) が世界飢餓指数2014を発表。同指数は以下の3つの要素を均等加重して計算される。

  • 栄養不良の人々の割合
  • 5歳以下の痩せすぎの子供の割合
  • 5歳以下の幼児死亡率

今回の報告書のキーメッセージは以下の通り。

  • 飢餓指数の改善が最も顕著に見られた国は、アンゴラ、バングラデュ、カンボジア、チャド、ガーナ、マラウィ、ニジェール、ルワンダ、タイ、ベトナム。
  • 16カ国はいまだに危機的状況にある。これらの多くはサブサハラアフリカ地域に見られるが、ハイチ、ラオス、東ティモール、イエメンもこれらと同様に予断を許さない
  • 約8億人がいまだにカロリー不足に苦しんでいる。
  • さらに危機的な状況は、20億人が「見えない飢餓(Hidden Hunger)」に苦しんでいること。これはカロリーが足りていても、ビタミンやミネラルが欠損している状況。結果的に、免疫力の低下、低い生産性、寿命の低減を引き起こす。

参考

  • IFPRI (2014) Global Hunger Index 2014 (Overview)
  • IFPRI (2014) Global Hunger Index 2014 (Full Report)
  • IFPRI (2014) Global Hunger Index 2014 (Dataset)

Comments are closed.