カンボジア

JICAがカンボジアの都市鉄道建設に向け調査開始

国際協力機構(JICA)は、首都の交通混雑を減らすための基本計画を策定することを目的として、プノンペンで都市鉄道を建設するための実現可能性を探る調査を実施すると発表した。クメールタイムズ紙が報じている。

公共事業運輸省によると、自動案内軌条式旅客輸送システム(Automated Gateway Transit=AGT)プロジェクトに向けた準備調査が今年4月に開始され、最終草案は2018年5月に完了する予定となっており、最終報告書を受けた後にカンボジア政府がプロジェクトを行うかどうか決めるとしている。

プロジェクトでは、モノレールのような高架鉄道をSamdech Monireth BoulevardからVeng Sreng Boulevardを経由してChom Chaoロータリーまでの区間を結ぶ形となっており、JICAによると今回のプノンペン都市鉄道開発プロジェクトには約8億ドルの費用を見込んでいる。

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