ルワンダ

ルワンダの目指す「知識基盤型経済」とは:JICAルワンダの10年を振り返る

Photograph: Lori Howe
Photograph: Lori Howe

2015年、JICAルワンダ事務所は再開10周年を迎えました。1987年から1993年に青年海外協力隊が派遣されていたルワンダですが、1994年の大虐殺を経て、JICAが現地拠点を再開したのは2005年、大虐殺から11年が経ってからのことでした。JICAが現地事務所を再開してからの10年間は、ルワンダが「アフリカの奇跡」と呼ばれ、年平均7.7%の経済成長を遂げ、MDGsの多くの目標を達成してきた時期と重なります。この間に、一人当たりGDPは295ドルから718ドルに増加、貧困率は56.7%から39.1%へと低下しました。先日発表されたUNDPの『人間開発報告書2015』でも、ルワンダは、過去25年間で人間開発指数(HDI)が世界で最も改善した国として称賛を受けました。

10周年の機会に、過去10年のルワンダの軌跡を振り返り、今後の10年を考える機会としたい。そんな目的で、2015年12月8日にキガリで開かれたJICAルワンダ事務所再開10周年記念のイベントでは、ルワンダが目指す「知識基盤型経済(knowledge-based economy)」をテーマに、ルワンダ政府、教育機関の他、ドナー、民間企業からのパネリストを招いてのパネル・ディスカッションを開催しました。今回の報告は3回シリーズで、パネル・ディスカッションでの議論を中心に、ルワンダが描く「知識基盤型経済」への道程と開発援助の役割を考えてみたいと思います。

 

 

  (JICAルワンダ事務所次長 室谷龍太郎)

ご意見をお待ちしております

ご投稿が採用された場合は読者投稿欄「レター」に記事として掲載されます。投稿内容が記事下に自動表示されることはありません。 実名での投稿を優先的に掲載させていただきますので、全ての項目にご記入下さい。

*

1 × 1 =