カンボジア

クメール料理とアンコールビール

カンボジアレポート 8-クメール料理とアンコールビール

3月24日 PhnomPenh (Cambodia)

写真: アンコールビール。3月27日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)
写真: アンコールビール。3月27日撮影 (2006年 THE POVERTIST / Ippei Tsuruga)

ディナーは街角の小さなお店で食べることになった。そこは庶民が集まる街の定食屋さんのような感じの佇(たたず)まいをしていた。中へ入ると仕事を終えた大人たちがみんなでご飯を囲んで談笑している。僕らは唯一空いていた一番奥の席へ案内された。
それにしても暑い。もう夜の7時を回って辺りは真っ暗だというのに、扇風機が一つしかない店内はもの凄い熱気である。日本人なら「とりあえず生(ビール)」と言いたくなるような状況だ。そして注文を聞かれた。
「とりあえずビール」
暑い夏はクーッと冷たいビールに限る。大人ばかりのツアーであるため、ビールを頼んでも大丈夫なのだ。そしてビンビールが数本運ばれてきた。
カンボジアでビールといえばたいてい2種類のビールがあるようだ。カンボジアのビールは「アンコールビア」でタイのビールは「タイガービア」(加筆:正しくは、シンガポールのビール)。
ともかく、目の前にビールが出てきて、暑いとなればクーッと行きたくなるのが日本人。だけど、ここで一つ驚いたことがある。信じられないことだが、カン ボジアで出されるビールは常温だった。それに氷を入れて飲むのだ。結果、薄いビールとなる。味はなかなかサッパリとした感じで、日本の発泡酒よりも少しの みやすい感じだ。
料理はクメール料理特有の酸味と甘みの効いたサラダやスープが並び、漬物がなかなかいける。しかし、食べなれていないせいか、辛いものばかりが並ぶと少々食が進まないのが事実。やはり麺類など食べなれたものが出てくると嬉しいものである。
クメール料理と中華料理が融合されたような料理が多く、相対的にはなかなかおいしい料理が多い。昆虫系のゲテモノはお店ではあまり出てこないようだ。
食事も終盤に差し掛かったところで、ちょっとしたアクシデントがあった。お店が突然停電したのである。カンボジアでは電気の供給が不安定で、停電は日常茶飯事だそうだ。
結局、扇風機も動かないまま、ろうそくを囲んでの食事となり、なかなか体験できない雰囲気で食事をすることができた。クリスマスなどのキャンドルサービスにも似た雰囲気だった。本当は暑くて大変だったのだけれど。

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