緊急人道支援の一環で、現金給付(Cash Transfers)が実施されることが一般的となりつつあるが、中長期的なソーシャル・セーフティー・ネットとして現金給付をツールとした制度整備する動きも活発化している。
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子供給付が南アフリカの貧困削減を牽引
南アフリカでは、子供の人口が2,300万人に対し、その約60%が貧困世帯で生活している。
ルワンダが長期の産休を認める法案を可決
ルワンダの妊産婦は、12週間の産休を有給で取得することが認められることとなった。これは今年2月に議会が可決した法案で、12週間の産休期間中に給料を100%受け取ることを保障するもの。
イラク・シリア難民へWFPがデジタルカードで現金給付
WFPがイラク・シリア難民に対してデジタルカードの配布を実施する。これは通称SCOPEと呼ばれるカード。これによって、受給者は食糧配給の受給方法を選択できるようになる。
ブータンが社会保障改革、6ヶ月の産休を公務員に認める
ブータン政府が社会保障制度を改革。公務員向けの新しい産休制度が施行された。
中央アジアの社会保障と子供の貧困に関する報告書をユニセフが発表
UNICEFは中央アジア・コーカサス・東欧地域の30カ国を対象に、社会保障が子供の貧困に与えるインパクトについて調査研究を行った。
ルワンダの社会保障制度が貧困削減に貢献
ルワンダの社会保障イニシアティブ(Vision 2020 Umurenge Programme: VUP)が貧困と貧困に陥るリスク(脆弱性)の軽減に貢献している。
社会保障 × ICT で開発途上国の貧困問題に立ち向かう
一見すると、ICTと社会保障は無縁のように思うかもしれません。しかし、開発途上国で社会保障制度を運用するために、ICTは欠かせないツールとなっています。
スイスが全国民に月額30万円のベーシック・インカムを給付か?
英インディペンデント紙によれば、スイスが月額2,500フラン(約30万円)の給付を全国民(成人)に対して行うことを検討していると報じた。
社会保障の拡大へ、ILOが21ヶ国でフラッグシッププログラム開始
国際労働機関(ILO)が開発途上国の社会保障制度拡充へ向け、社会的保護の床拡充へ向けたフラッグシッププログラムを開始する。