英国サセックス大学開発学研究所(IDS)が開発途上国の社会的保護に関する短期コースを開講する。社会政策に携わる政策決定者、実務家、研究者を対象として開講されるこの集中講義は今回で4回目の開催となる。
タグ: 開発途上国と社会保障
フィンランドがベーシックインカムを導入、複雑化した社会保障制度を改革
フィンランド政府が月800ユーロのベーシックインカムを全国民へ給付するようだ。国民の約7割が賛成し、2017年に試行が開始される新制度は、複雑化した社会保障・福祉政策をやめることで管理費・運営費を削減する狙いがある。
ガーナ政府が貧困層向け社会保障予算を削減
ガーナ政府が社会的保護に関する予算(貧困層向けの社会保障予算)を2016年度に大幅削減することが報じられた。
現金給付の好みはジェンダーと世代間で異なる?
ケニアで大規模に実施されている孤児や脆弱な子供たちに対する現金給付プログラム(CT-OVC)のインパクトを世代やジェンダーの観点から分析した論文が発表された。
社会保障文献ななめ読み-ネパール・栄養・税制
英国サセックス大学社会保障センターは、開発途上国の社会保障に関するイベントや刊行物の情報を毎月配信しています。今回はニュースレター11月号の中から気になる文献をまとめました。
最貧国で社会保障の財政余地をつくる8つの方法
後発発展途上国(LDC)でさえ社会的保護(社会保障)制度の財源を捻出することができるかもしれない。先月出版された報告書の中で 、ILOは8つの方法を示している。
社会保障が開発途上国の貧困撲滅に不可欠-政治経済の4つのポイント
中所得国では「経済成長=貧困削減」はウソ。社会政策は貧困撲滅へ重要な役割を果たす。そして、開発途上国で社会政策を拡充するためには政治経済がカギとなる。
慢性的貧困報告書2014-教育、社会保障、最貧層への裨益
絶対的貧困の撲滅へ向けて重要となる3つの政策を挙げるとすれば何でしょうか?4月15日の開発援助委員会でアンドリュー・シェパード所長(慢性的貧困アドバイザリーネットワーク:CPAN)へ向けられた質問だ。
卒業プログラムは途上国の子供の貧困を改善できるか?
社会保護は貧困層を救うことができるのだろうか。ここで重要なことは貧困から抜け出した世帯が二度と貧困状態へ舞い戻ってこないことだ。
現金給付はカンボジアの地元経済を活性化させるのか?
カンボジアは社会保護を貧困削減戦略の中心に位置づけている。この大方針に基づき、カンボジア政府はパイロット事業を展開し、様々な社会保護プログラムの有用性の確認に余念がない。