急速に停滞するカンボジアのマイクロファイナンス業界。中央銀行が金利上限を18%に引き下げた影響で、今後さらに停滞することが見込まれる。
東南アジア
インドネシアが貧困削減へ条件付現金給付、社会保障拡充
インドネシアが貧困撲滅へ向けて社会扶助(Social Assistance)プログラム の拡充に取り組む。世界銀行から200百万ドルを借り入れ、同国の貧困層向け社会保障給付プログラムの拡充へ追加資金を投入する 。
東ティモールにおける航空・空港インフラ開発援助政策の課題
国際機関やNGOが盛んに提言している官民連携(PPP)による空港の改修と独立採算化や、政府が主唱する滑走路の増強による長距離便の就航といった施策は、一見すると東ティモールの貧弱なインフラの現状に合致しているように見える。
カンボジアで国民ID番号を付与、2019年から個人情報を一括管理
ソー・ケン内務大臣は3月16日、すべてのカンボジア人に10桁のID番号を割り当て、個人における民間企業や政府からの情報を、中央データベースで一括管理することを発表した。
カンボジア政府とマイクロファイナンス機関の攻防、コメ価格は正常化するか?
2016年下半期から始まったコメ価格暴落。精米業者がコメを買い取らないため、末端の稲作農家はマイクロファイナンス機関から借り入れを行うことで食いつないできた。
ベトナムがラオスで交通インフラ建設支援、南南協力
ベトナムのグエン・スアン・フック首相がラオスに対する開発援助の実施を約束したと、ベトナムの地元紙Viet Nam Newsが報じた。
インドネシアの社会保障改革、国民健康保険に中間層を取り込めるか?
インドネシア政府は2014年、大規模な社会保障改革を実施した。社会保障機関(Badan Penyelenggara Jaminan Sosial: BPJS)で、最も注力しているのが国民健康保険(Jaminan Kesehatan Nasional: JKN)。
マレーシアが社会保障をインフォーマルセクターへ拡大
マレーシア政府がインフォーマルセクターへ社会保障カバレッジの拡大を推進する。全てのタクシードライバーは社会保障機構 が運用する労災補償制度でカバーされることとなる。掛金は月収の1.25%。
人工衛星を使った天候保険、東南アジアで導入
東南アジアのコメ農家は、人工衛星を使った天候保険の恩恵を受けることになるかもしれない。
マイクロファイナンス機関の金利上限を18%に設定、カンボジア
カンボジア国立銀行は、借金超過の抑制、貧困層の支援・削減を目的として、金融機関の上限金利を年率18%に設定し、4月1日までに発動する。