ホーチミン市の貧困層は健康保険の加入料の全額を補助されることになりそうだ。ベトナム共産党の機関紙によると、ホーチミン市社会保険庁の管理する保険基金で余剰が約51億円(2015年)発生し、ホーチミン市は規定によってこの内20%(約10億円)を使うことができる。
東南アジア
カンボジアの地方分権化をアジア開発銀行が支援
アジア開発銀行(ADB)がカンボジアの地方分権化へ約35億円を投じる。これは公共サービスの改善を支援する既往案件の第二フェーズ。
ベトナムが農業へてこ入れ、農民所得倍増で貧困削減
ベトナム政府が貧しい農家の消費倍増に照準を絞った。2020年までに農家の平均所得を倍増させる計画だ(年間2,020ドルまで増加)。
ベトナム政府が持続可能な貧困削減に関する新たなプログラムを策定
ベトナム政府が持続可能な貧困削減に関する新たなプログラムを策定した。これは貧困削減に関する国家目標を達成するためのプログラムであり、2016~2020年の五ヶ年計画となる。
カンボジアの貧困問題、現在の状況と見通し
世界銀行が2016年7月1日、カンボジアのマクロ経済見通し(Economic Outlook)を公開した。新しい世帯調査の結果を反映したものではいため、貧困指標(貧困率、貧困ギャップ率など)のアップデートは行われていないが、最新のマクロ経済状況を元に貧困を分析している点については参考になる。ここでは、世界銀行の報告書から貧困問題に関するポイントをまとめてみた。
カンボジア、気候変動が稲作へ影響、2030年までにコメ価格が倍増の見込み
カンボジアで気候変動の影響が顕在化しつつある。最近の調査によれば、カンボジアの稲作セクターは政府が気候変動に対応しない限り、最も悪影響を受けるセクターのようだ。
プノンペンの中間所得層がバンコクを超える
現在の急速な都市化が適切な政策や都市計画によって進めば、プノンペンの中間所得層の所得が今後15年のうちに、バンコクを超えるとの研究結果を経済誌「エコノミスト」の調査部門が明らかにした。
カンボジアの子供の死因の45%は未だに餓死
食品栄養学の国際学術誌は、国民の栄養失調を根絶するため、カンボジア政府はさらなる政策を打ち出すべきとの見解を示した。プノンペンポスト紙が報じた。
フィリピン大統領とJICA理事長が面会へ、鉄道などインフラ案件への資金協力を議論
フィリピンのドゥテルテ大統領が日本を公式訪問している。26日には安倍首相と会談する予定。また、27日には国際協力機構(JICA)の北岡理事長がドゥテルテ氏を表敬訪問すると地元紙が伝えている。同紙によれば、鉄道を含む、複数の案件に対する資金協力について話し合う見込み。
カンボジアで公共バスの導入と地雷撤去活動へ、無償資金協力32億円供与
9月27日、日本政府とカンボジア政府の間で無償資金協力2件に関する交換公文の署名が行われました。概要は以下のとおりです。