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インドネシア

インドネシアの社会保障制度と再分配の構造的課題

インドネシアの社会保障制度において、生活保護制度は極めて大きな割合を占めている。この生活保護制度は2000年代から始まり、現在では年間約1000万世帯が受益している。平均的な家族構成を5人と仮定すると、約5000万人が生活保護を受けていることになる。これは世界最大規模の生活保護制度といえ、社会保障財源の税財源の約20〜25%が当てられている規模の大きな国家プロジェクトである。

国際

2030年の援助

Photograph: UNHCR

2030年はしばらく先のように感じられるが、私達が持続可能な行動が求められるいくつもの危機に直面していることを考えると、そうではない。

東南アジア

深刻化する「格差」問題

Photograph: Ippei Tsuruga

国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)がアジア太平洋地域における持続可能な世界共通目標(SDGs)の2030年達成に向けた進捗状況を発表した。その中で気になったことが一つある。それは東南アジアにおける格差問題の悪化である。